満員電車でよく腹痛になる その原因

満員電車に乗るとお腹が痛くなる！

満員電車に乗っていると、頻繁に腹痛になる人がいます。
たまたまお腹の調子が悪くなることはありますが、なぜか満員電車に乗ったときにだけ
よく腹痛になるという人には、いったいどんな原因で腹痛になるのでしょうか。

ここでは満員電車でよく腹痛になる人の原因と対策を見ていきたいと思います。
腹痛にもいろいろありますが、最も多いのが下痢と急な便意です。

人によって微妙に原因が違います。
そこで考えられる可能性をいくつかピックアップします。

ただ予め言っておきたいのですが、現状の医学では簡単な解決法はありません。
とくにメンタルや自律神経が密接に関係しているであろう腸の問題は繊細です。

一夜にして治るような魔法のような薬などはありませんので、原因をしっかりつぶさに見つめて改善を促していくことになります。
予めご理解ください。

●慢性的な下痢になる人の傾向

慢性的に下痢になるひとには傾向があります。
該当する物があれば改善していく必要があります。

･神経質でまわりの人に気を遣いすぎる
･生活リズムが乱れている
･運動不足
･野菜不足で甘い物やインスタント食品を好む
･ストレスをため込んでいる
･自己主張が苦手
･自己肯定感が低い

 

考えられる原因１　過敏性腸症候群

もともと普段から下痢を繰り返す人に多い病気です。
比較的若年層に多く20代～30代に多いのが特徴です。

内視鏡や血液検査でも特別異常は無く、大腸の機能が乱れて下痢や腹痛、その他の不調などを伴います。

過敏性腸症候群の対処法

※可能な限りは病院での受診を一度は受けましょう！
病気かどうかで方針が明確に変わってきます。一度総合病院などを受診して、しっかり異常がないか内視鏡検査をしてください。

検査は一見とても面倒に思えますが、検査自体は数分です。準備までの時間はありますが、苦痛もないので大したことはありません。

内視鏡で異常が無いと診断された方の多くで症状が消失、もしくは軽減している方がとても多いので検査はおすすめです。

考えられる原因2　ストレス

満員電車に乗って通勤する場合にのみ腹痛が起こる人に多いのがストレスが原因の腹痛です。
職場などでの人間関係や仕事に非常のストレスを蓄積している人に起こりやすいです。

腹痛に対する不安や恐怖、自己暗示などの意識的な問題もあります。
神経質な人に多いのが特徴で、また腹痛になったらどうしようという不安がある人。

満員電車ですので途中で簡単に電車を降りられない心配から、余計にお腹が痛くなる人が多いです。

上記の中のどちらかにたいていの人は該当する可能性が高いです。
もちろんすべて密接に精神や自律神経が関係しているのでどれも該当する人もいることでしょう。

 

ストレスの対処法

下痢や腹痛になる人で症状が起こるシチュエーションが満員電車やその他の場所に限定される人に関しては、やはり精神的な問題が大きいです。

ストレス源がはっきりしている人は根本解決を図るなら、やはりストレス源を解決するしかありません。

自分で解決が図れない場合は、カウンセリングなどを受ける必要があります。

場合によっては心療内科などを受診が有効な場合もあります。

緊急措置的に安定剤や、とくに腸の神経の高ぶりを抑える薬を処方してもらうことも必要な場合もあります。

ただ薬は一時的な対処法ですので、確実に解決を図るなら自分のセルフイメージの向上やメンタルコントロールをしっかりすることをおすすめします。

腸は本当に心とのつながりが大きいのです。

生活習慣から見直すのにおすすめの方法

★過敏性腸症候群に関しては関連書籍が特に参考になります。

★慢性下痢のサポートにおすすめの改善に有効な方法
･善玉菌を大幅に増やすことが腹痛予防の鍵　
腸の環境をしっかりサポートするサプリメントの活用

食生活が乱れていたり、特に腸内環境が悪いと症状が悪化しやすいので腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖系のサプリメントは安全で効果的です。

善玉菌を増やし余計なリスクを排除することも安心にもつながり下痢症状の軽減につながります。
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自律神経の乱れは腸の乱れ

あなたは規則正しい生活はできていますか？
寝る時間、起きる時間、食事の時間などなど。

これらの時間がバラバラですと、体のリズムが乱れて正しい機能がそこなわれます。
人間の体は体内時計という時間に合わせて機能する傾向にあります。

生活のリズムが乱れると自律神経が乱れて、体の至る所に不調がでます。
特に腸に与える影響は大きいのです。

自律神経の乱れで下痢や便秘になったり、場合によっては下痢や便秘を繰り返すような人もいます。

その他、不整脈や体温調整まで影響を受ける場合がありますので、生活リズムはかならず一定にしましょう。

お腹に関わる食事の重要性

腸内環境にとって食事はとても重要です。
食物繊維が減ると下痢になり易いです。

食物繊維が特に重要な栄養素なのですが、日本人は食の欧米化によって食物繊維の摂取量が大幅に減っています。
大腸の病気が増えているのも、食物繊維不足が大きな要因になっているともいわれています。

特に根菜類や海藻類などを毎日の食事の中で少しは取りいれるように心かげて下さい。
インスタント食品は、あくまでやむを得ない場合に利用するようにしましょう。

おすすめな食事としては、野菜の味噌汁です。
日本人にはとても親和性の高いのが野菜の味噌汁です。

大根、白菜などは必ずとりいれてほしい食材です。
洋食は一日一食までとし、あとは野菜が必ず入っている食事を心がけて下さい。